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馬上での戦は、往時、古武士の唯一の戦法であった。したがって、馬術、弓術は、常に練磨され、熟達していなければならなかった。
流鏑馬の行事は、陣中において競いあって、披露する馬術であり、弓術であったにちがいない。だから誠に実践的であり勇敢なものである。
神事として、後年、保存されている流鏑馬は、その名残である。
勝山では、九百年つづいたこの流鏑馬を復活させた。これを機に、ふるさと勝山の面として、より重厚な芸風を究め、併せて、郷土愛に燃える若者達により、 新しい歴史をここに創造するため、流鏑馬太鼓の実現をはかり、若者達への指導 教育がなされた。さらに、「やぶさめ太鼓保存会」においては、必要な資料をま とめ上げ、全国にもめずらしい副題つきの四楽章からなる組曲作りに心魂を燃や した。
継承れている武田流、流鏑馬の神事は「素馳」「序の太鼓」「破の太鼓」「止めの太鼓」の四区分である。
やぶさめの神事は、太鼓の合図によりとり行われる。故に、やぶさめ太鼓はこ れを楽章とし、さらに、音楽性を高める為、副題として「小湖秋陽」「古武士」「奇襲朝懸」「軍鼓凱陣」の歴史的背景を加え、戦いの様子を現代的リズムで表 現した。しかし、この曲目のいかに芸能性を高めるか否かは、全力で打込む若者らの心魂である。素晴しい音が生まれた時こそ、ふるさとを担い、日本を担う、 若者の一体感がこの富士山の麓に響き渡る時である。
各楽章における物語を説明しよう。
第一楽章 素 馳〜小湖秋陽 第三楽章 破の太鼓 〜奇襲朝懸
第二楽章 序の太鼓〜古 武 士 第四楽章 止めの太鼓〜軍鼓凱陣
作曲:天野宣
流鏑馬子供太鼓と湖上綱引き
「鎌倉まつり」にて演奏披露
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